小堺一機、オバさんの放送禁止用語発言にヒヤヒヤ!? あの名物番組『いただきます』が『ごきげんよう』で復活！

　毎週月曜～金曜13時から放送中の小堺一機司会『ライオンのごきげんよう』（フジテレビ系）で、1984年から1989年まで放送され、オバさんブームを巻き起こしたあの『ライオンのいただきます』が1週間限定で復活！今回は『ごきげんようスペシャルウィーク～復活！いただきます・オバさん大集合～』と題し、『いただきます』と『ごきげんよう』が完全コラボ！小堺の原点であり、そこで学んだ事が今の礎だと言っても過言ではない『いただきます』復活にかける意気込みを、小堺本人と演出の三宅恵介が熱く語った。

　『いただきます』について小堺は「今はテレビを見ている人の方が放送禁止用語を知ってますよね。オバさまたちは全然知らなくて、何でもありでした。しかも生放送だったし怖かったですね。何かあったら僕が“只今不適切な発言ありました”って言うことで乗り越えていました。あと、オバさんたちって正直なので一緒に出演する人の中で嫌いな人がいると、その人が発言するたびにキッとにらんで“嘘っぽいんだよ。言うことが！”とか言うんですよ。檻のない動物園…サファリパークみたいなところに、自転車で行っちゃったという感じです」と当時を振り返った。

　そして演出の三宅は「10月に淡路恵子さんにご出演いただいた時、実に自由奔放にお話しされていて、収録が終わってから『いただきます』を一緒にやっていた作家と私と小堺さんで“なんか『いただきます』みたいな空気だったね！”という話になり“オバさんたちを集めて何かをやろう！”ということに。例えば、あき竹城さんや冨士眞奈美さんだったら、皆さん小堺さんを乗り越えて自由奔放にお話になるので、あの番組の雰囲気を再現できるのではと思いました。あとは、オバさんに振り回される小堺さんを見てみたい！ということ事です」とコメント。

　それを受け小堺は「今でも、いつも戸惑っているんですけど…取り繕うのが上手くなっちゃったんですね。相手がオバさんだとそうはいかないので、戸惑った顔が出ちゃうんですよね（笑）。石坂浩二さんに昔“君が気持ち良さそうにやっているときはつまらない。君が汗かいて焦っている方が面白いよ”と言われたことがありましたが、僕は今回も非常に恐ろしいなあと思っていますね」と心境を明かす。さらに長寿番組を続ける秘訣について「スポンサーさんとスタッフに恵まれていますから（笑）。ディレクターも“その話をしてください”という決まりごとは言わないですし、自由にやらせていただいています。それがいいんだと思います」と語ってくれた。

　今回は、2012年に輝いていたオバさん10人が、月曜から金曜の5日間スタジオに勢揃いし、各曜日それぞれ3人ずつの選抜メンバーがサイコロを振ってトーク。他の7人はその話に質問したり、感想を言ったり、反論したりと様々な形で参加していくが…。オバさんたちの何が飛び出すか分からないトークに名司会・小堺も振り回されるスペシャルウィーク、ぜひご期待ください！

■『ライオンのごきげんようスペシャルウィーク～復活！いただきます・オバさん大集合～』
2012年12月17日（月）～21日（金）まで　13:00～13:30（フジテレビ系）

【司会】小堺一機
【ゲスト】淡路恵子、あき竹城、冨士眞奈美、秋野暢子、朝加真由美、森公美子、マダム信子、鈴木マリア、IKKO、なるみ