スギちゃん、「ワイルドだろぉ」で流行語大賞受賞! 新ネタ披露は「嫌です」

今年、話題になった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識 選 2012ユーキャン新語･流行語大賞」の表彰式が3日、都内で行われ、お笑い芸人･スギちゃんの「ワイルドだろぉ」が年間大賞を受賞した。

スギちゃんは、ジーンズのノースリーブと短パンに裸足というスタイルで、行き過ぎた野性的なエピソードを「ワイルドだろぉ」の一言で締めくくるネタでブレイク。

2012年のR-1ぐらんぷりで準優勝に輝き、以後、お茶の間の人気者となった。

2003年のテツandトモ、2008年のエド･はるみなど大賞を受賞した芸人は、その後、メディアへの露出が減ったこともあり、表彰式に出席したスギちゃんは「ジンクスを裏切らずに消えてやるぜって言ってたんですけど…もうちょっと残りたいですね」とキャラとは違った本音がポロリ。

しかし、「ジンクスをはねのけたいですね」と笑顔を見せると、”脱･一発屋芸人”の秘策を明らかにした。

その一手として、スギちゃんは「今日を最後に、連発しないように」と”ワイルドだろぉ”の封印をにおわすと、「でも、今年いっぱいは使います。

この言葉は永遠に残るものなので、その使い方によって来年をどうやっていくかが決まると思います」と冷静な分析を披露。

気になる新ネタについては、「お正月のネタ番組などで披露させていただきますので」と年明け解禁であることを明かし、報道陣から新ネタを求められたものの、「嫌です。

そういう作戦なので。

そんな口車に乗せられないようにしないと。

ここでやっちゃうと年内で終わっちゃうんで(笑)」と笑顔で語った。

そのほか、ロンドン五輪競泳日本代表のメダリスト･松田丈志選手の「手ぶらで帰らせるわけにはいかない」がトップ10入り。

同大会の男子400mメドレーリレーで日本男子史上初の銅メダルを獲得した直後、松田選手はそれまでメダルに手の届いていなかった北島康介選手を思い、この一言を残した。

この日、会場に駆けつけた松田選手は「興奮して出た言葉だったんで、それがここまで表彰されてビックリしています」と驚きを隠せない様子。

北島選手には報告していなかったそうで、「この後、お礼のメールをしたいと思います」と笑顔を見せた。

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