水木一郎とマジンガーZの初コラボアニメ化が実現！「マジンガーZ」40周年記念でドッキング

　人気アニメ「マジンガーZ」40周年を記念して、TV放送40周年前夜となる12月2日に、「水木一郎All of Mazinger Live」イベントが都内ホールにて開催された。イベント前の囲み取材には水木が出席し、「マジンガーZ」への熱い想いを語った。

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　40周年を記念して、「MAZINGER THE MOVIE Blu-ray」に収録された新規制作映像をもとに「水木一郎パイルダーオン映像」を制作。水木とマジンガーZのコラボアニメが実現した。水木がホバーパイルダーに塔乗して、マジンガーZとドッキングする映像が、この日、初披露された。水木は「40年たって、初めてアニメになったんです」とコメントし、自身の勇姿を映像で見て「ビックリして、感動しています！」と感無量な表情を浮かべた。

　マジンガーZの主題歌を40年間歌い続けている水木は「40年たっても色あせない。いいものは今後も続いて行く…」とマジンガーZへの深い愛を口にした。また、ずっと声を変えないように歌っていこうと努力していることも明かした。そして、「10年後も今日のようなお祭りイベントをやりたい」と抱負を述べ、フォトセッションでマジンガーZとのツーショットを披露した。

　この日、水木は、「マジンガー『ゼ～ット!!』」の決めセリフと決めポーズを何度も披露した。指を差す『ゼ～ット!!』の決めポーズは、水木から人気アイドル「ももいろクローバーZ」にも伝授されており、今年NHK紅白歌合戦に出場を決めたももクロに水木は「おめでとう！紅白で『ゼ～ット!!』ポーズを披露してくれると嬉しい。自分が出場している気持ちで見たい」とエールを送った。

　ライブでは「私が歌っている曲を全部歌います。いい曲がたくさんあります」と宣言。全てのマジンガーシリーズの楽曲をそろえ、水木が熱唱。かつて少年だった大人たちが感涙必至のライブを予感させた。ゲストに永井豪（原作者）も駆けつけ、熱いトークセッションを繰り広げた。

　永井豪が生み出した人気作品「マジンガーZ」は、1972年に初めてTVアニメとして放送されて以来、生誕40周年を迎える今年、東映ビデオより劇場版をまとめた、シリーズ初となるブルーレイ「MAZINGER THE MOVIE Blu-ray」が発売された。さらに、「マジンガーZ」をはじめ、その後に続くシリーズ「グレートマジンガー」「マジンカイザー」なども含め、歌手・水木一郎が歌ったマジンガーソング23バージョン収録の2枚組CD「ALL OF MAZINGER SONGS」もリリースされた。

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