主演最新作「レ・ミゼラブル」が間もなく公開されるヒュー・ジャックマンが、プロモーションのため米EW誌のインタビューに応じ、同作で共演したラッセル・クロウについて語った。
ジャックマンは、「ラッセルは僕の人生の大事な時期にたびたびアドバイスをくれて、それが僕のキャリアを救ってくれた。加えて、彼には借りがあるんだ。僕にとってこれまでで最も重要な2つの役柄は、彼が辞退して代わりに僕を推薦してくれたのだから」と告白。自身の代表作「X-メン」(2000)を振り返り、「ブライアン・シンガーは、彼(クロウ)をウルヴァリンの第一候補に考えていたんだ」と明かした。しかし、「グラディエーター」(00)を終えたばかりのクロウはこのオファーを断り、ジャックマンをシンガー監督に提案したという。また、「オーストラリア」(08)についても、クロウがバズ・ラーマン監督にジャックマンの名を挙げたそうだ。
12月25日に全米公開される「レ・ミゼラブル」は、「英国王のスピーチ」のトム・フーパーが監督。ジャックマンがパンを盗んだ罪で19年間投獄された主人公ジャン・バルジャン役、クロウがバルジャンを追い続ける警官ジャベール役で共演している。ほかに、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、エディ・レッドメイン、ヘレナ・ボナム・カーター、サシャ・バロン・コーエンが出演。日本公開は12月21日。
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