「思いっきり戦いのゴングを鳴らしたい！」黒木瞳が相武紗季と嫁姑バトル！新ドラマ『おトメさん』来年1月スタート決定！

　来年1月からスタートする新ドラマ『おトメさん』（テレビ朝日系）で、黒木瞳が主演を務めることがわかった。
　出演が決まった当初、黒木は「タイトルを聞いたときは“トメとは、なんて古風な名前なんだろう!?”と思いましたが、お姑さんの“トメ”なのだと聞いて、オシャレでニクい呼び方と関心しました！」と述べており、この作品では、理想の姑になろうと決意したものの、逆に嫁に追い詰められ、孤立無援の中で応戦していく主人公・水沢麻子を演じる。

　そんな姑を翻弄する怖い嫁・水沢李里香役には、相武紗季がキャスティングされており、今どきの実情を反映した前代未聞の「嫁姑事変」とも呼べる全く新しい嫁姑ドラマとなっている。
　他の共演者には、妻子ある身でありながら女性との火遊びが絶えない麻子の夫・水沢博行を石田純一が演じ、その息子で李里香の夫・水沢優太役には郭智博が、要領が悪く嘘の付けない“人のいい性格”の男を演じる。他にも、大地康雄、鈴木砂羽ら個性豊かな俳優たちが集結し、一癖ある登場人物たちが物語をさらに盛り上げていく！

　さらに本作は、『GOOD LUCK!!』、『白い巨塔』、『14才の母』、『同窓会～ラブ・アゲイン症候群』など数々の名作ドラマを世に送り出してきた井上由美子の書き下ろしということで、黒木は「私は興奮しっぱなしです。奇抜な展開、度肝を抜くエンターテイメントが満載で、ニュー・キャラクターを作ることができるんじゃないかと高揚しております」と喜び、共演の相武紗季に関しては、「以前共演させて頂いた際、その芝居のセンスの良さに惚れました。今回は麻子と李里香として、思いっきり戦いのゴングを鳴らしたいと思います！」と意気込んでいる。
　一方の相武も黒木に対し「“凛とした力強い女性”というイメージがあるのですが、その部分をどうやって崩され、ちょっとコケティッシュでコミカルな麻子さんを演じられるのか、とても楽しみです」と笑顔で語り、劇中での2人の掛け合いに期待したい。

　本作品は、ひとり息子の優太（郭智博）と嫁・李里香（相武紗季）の結婚で、麻子が「トメデビュー（＝姑デビュー）」をはたす。結婚式当日、麻子は嫁に優しくしようと心に決めて同居生活がスタートするが、最初は自分が経験した嫁姑問題や博行の浮気歴の話で盛り上がり、お酒を交わしながらすっかり意気投合するも、翌日、二日酔いで頭を抱えながら起床した麻子は、すでに片づけや朝食の準備を終えた“完璧な嫁”の姿を見て、その行動に、妙な企みを感じてしまう。しかも追い打ちをかけるように、偶然、新妻にはあるまじき会話を盗み聞きしてしまい、李里香への不信感は、ますます強まり、ギクシャクしていく。そのころ、彼女たちが暮らす住宅街でも謎の失踪事件が発生するなど、麻子の周辺では不穏な空気が流れ始める。そして、とうとう刑事たちの捜査の手は水沢家にも伸びてきて…!?

　このドラマのプロデューサー・黒田徹也も「今どきの孤独な主婦が“謎のヨメ”に立ち向かってゆくユーモラスなミステリーを楽しんで頂きながら、女性の愛しさとせつなさが心にしみるドラマです」とPRしており、そんな黒木が扮する麻子の“姿勢”にも注目だが、黒木と相武の“嫁姑バトル”がどんな展開をみせてくれるのかも、とても楽しみだ！

■『おトメさん』
2013年1月スタート！ 20:00～20:54（テレビ朝日系）