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海外でやってはいけないジェスチャー・ハンドサイン

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写真を撮る際などによくする「ピースサイン」。日本やアメリカなどでは「平和」という意味のハンドサインですが、実はギリシャではこのピースサインは侮辱を意味します。

このように、普段何気なくやっているハンドサインやジェスチャーの中には、海外では違った意味になってしまうものがいくつもあるのです。今回は、そんな「海外でやってはいけないジェスチャー・ハンドサイン」を紹介します。



●OKサインは「侮辱」のサイン
親指と人さし指で輪っかを作るOKサインは数多くの国でよろしくないハンドサインとされています。例えばフランスやギリシャでは「侮辱」を意味しますし、ブラジルでは「おれは危険だぞ」という意味になります。

●手招きは逆の意味
手招きはその名の通り「こっちに来てください」という意味のジェスチャーですが、アメリカでは真逆の「あっちいけ」という意味になってしまいます。アメリカで人をこちらに呼びたいときは手のひらを上にした状態で手招きをしましょう。

●親指を立てたらケンカになります
親指を立てるグッドサインは日本をはじめ、アメリカやヨーロッパでも良い意味とされていますが、中東では非常に下品な意味となり、ギリシャでは侮辱のサインとなります。感想を聞かれた際、うっかりこのグッドサインを出してしまわないよう注意です。

●自分の鼻を指さす人は間抜け
自分を指さす際、よく鼻のあたりを指さす人がいますが、海外では私は間抜けという意味になる場合もあります。また、単純に「なんでこの人は鼻を指差してるの?」と思われてしまうことがあるので、自分のことを指さすときは胸のあたりを指しましょう。

●力こぶ自慢で威嚇のサイン
ブラジルで自分の力こぶをたたいたり、指さしたりする事は「威嚇」のポーズになります。一時期某芸人さんがネタでよくやっていましたが、ブラジルではケンカになるかもしれないので、やらない方が無難です。

●メキシコでほおを指さしちゃダメ
可愛いアピールなどでよく自分のほっぺたを両手で指さす女性がいますが、実はコレ、メキシコでは侮辱のジェスチャーになるんです。「あなたは頭がおかしい」や「イカれてる」という意味なので、うっかりこのポーズをすると騒動になる事必至です。

●手のひらを向けるのは侮辱のジェスチャー
日本ではこっちに向かってくる人を立ち止まらせる際や、何かを止めたい時によくやるポーズですが、ギリシャでは相手に手のひらを向ける事は相手を侮辱するジェスチャーです。

●中国で小指だけを立てると……
握りこぶしの状態から小指だけを立てる形は、中国では「侮辱」になります。一番小さい指を立てることは「オマエは役立たず」や「出来損ない」という意味になるそうです。

●ロシアで物を両手で渡してはダメ
日本では、両手で物を渡すのは非常に丁寧なことですが、ロシアでは物を片手で持てないような子供であるとバカにされるそうです。

●ロシアで偶数本の花はマナー違反
ジェスチャーではないのですが、ロシアでは偶数本の花は葬儀でしか使用しないそうで、プレゼントとして送るとかなりのひんしゅくを買うそうです。ロシアに行く際にはこれも気をつけたいですね。


以上、海外でやってはいけないジェスチャーやハンドサインでした。日本だと普通に使っていたり、良い意味だったりするジェスチャーが、海外では思った以上に悪い意味になったりするので、トラブルを避けるためにも、海外を旅行する際はあらかじめ調べておくといいですね。

(貫井康徳@dcp)

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