犯人は幽霊？見えない相手に右京（水谷豊）、甲斐（成宮寛貴）が困惑…『相棒season11』

　10月から新相棒・成宮寛貴（甲斐亨役）を迎えてスタートした『相棒season11』（テレビ朝日系）。回を重ねる毎に、水谷豊扮する杉下右京と亨の絶妙な“相棒”っぷりにますます目が離せなくなっているが、気になる今夜（第7話）のあらすじは…。

　廃虚のような空き家へ失踪人を探しに来た右京（水谷豊）と享(成宮寛貴)。その空き家では一昨年、昨年と行方不明になった子供が発見されており、右京と享は内村刑事部長（片桐竜次）から、3日前からその空き家を見に行ったままいなくなったという男の捜索を命じられていた。

　その空き家を捜索する右京らだが、なぜか御札が張ってあったり、賞味期限切れの菓子があったりと、気味が悪い。享が一瞬幽霊らしき影を見たと思ったら突然、外から聞こえてきた大きな物音に、あわてて裏庭へと出た右京と享。外には人影などはなかったが、土の色が変わっていることに不審を抱いた右京が土を掘り起こしたところ、中からは白骨死体が。その後の近所への聞き込みから、かつて住んでいた家族の妻が自殺したとの噂で、空き家は「幽霊屋敷」と呼ばれている場所であることがわかる…。

　空き家の持ち主の屋敷（小杉勇二）は入院中。面会謝絶の札がかかっているが、構わず右京が入っていくと、ただでさえ売れない空き家で白骨死体が見つかったことで屋敷は怒りをぶちまけている。余命いくばくもないというが、豪華な病室で怒る姿は元気そのもの。屋敷の娘・今日子（羽田圭子）によると、屋敷は3年前に死んだ妻（今日子の母）を看とることもせず仕事を優先。以来、父とは絶縁状態のようだ。その母親の死因は自殺ではなく病死だという。あの噂はなんだったのか？「幽霊屋敷」はやはりデマだったのだろうか。

　しかし、調べを進めるうちに、「幽霊屋敷」にまつわる謎が次第に明らかになると、一郎や子供たち、屋敷らの思惑など絡み合った糸がほどけてゆく。そして、たどり着いた意外な真相とは!?

■『相棒season11』
2012年11月28日（水）21:00～21:54（テレビ朝日系）

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