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ケビン・スペイシー断言「TVドラマの未来はネットフリックス」

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 カンヌで開催した国際テレビ番組見本市MIPCOMで、デビッド・フィンチャーが手がけるテレビドラマ「House of Cards」が初めてお披露目されたとハリウッド・レポーター紙が報じた。

 同作は、イギリスの同名ドラマのリメイクで、マイケル・ドブスの政治サスペンス小説が原作。リメイク版では、ケビン・スペイシー演じる政治家の陰謀が全26話で描かれることになる。制作費はトータルで1億ドルで、フィンチャー監督は最初の2話の演出を手がけている。

 「House of Cards」は、通常のテレビ局ではなく、定額制の動画ストリーミングサービスで全米最大のシェアを誇るネットフリックスで配信されるのが特徴。毎週1話ずつ公開されるのではなく、来年2月にシーズン1全13話が一気に公開される予定だ。

 ネットフリックスの方針について、スペイシーは「一度にすべてのエピソードを公開するなんて、まったく新しいアプローチだ。これこそ、テレビ鑑賞の未来だ」と述べている。この新しい試みが果たしてアメリカの視聴者に受け入れられることになるのか、目が離せない。

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写真:ロイター/アフロ

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