主演・田中美奈子 昼ドラ『幸せの時間』妻VS愛人、女は愛を奪い合う！

　昼ドラ197作目は、田中美奈子主演でお届けする『幸せの時間』（東海テレビ・フジテレビ系）。妻VS愛人…女は愛を奪い合う。家庭はあるが愛はない、愛はあるが未来はない。そんな家族に潜む嘘と秘密とは…!?家族の「崩壊」と「再生」、そして42歳の主婦・浅倉智子（田中）が「幸せ」を見つけ出す物語。

　誰もが安息の場所だと思っている家族…。しかし、どの家族もほんの些細なことから崩壊してしまう危険性をはらんでいる。この物語に登場する浅倉家もそんな家族のひとつ。浅倉家の夫婦は、会社や近所で誰もがうらやむ「理想の夫婦」。主人公・浅倉智子（田中）は念願のマイホームを手に入れ、幸せの絶頂にいたが、その直後、高村燿子（神楽坂恵）を轢いた交通事故をきっかけに、家族崩壊の坂道を転がり落ちていく。

　家族思いで頼れる存在だった夫・達彦（西村和彦）の浮気、横領。そして、長男・良介（上遠野太洸）の高校中退、同棲。また、両親から溢れるほどの愛情を受けていた長女・香織（伊藤梨沙子）が売春を決意、さらに達彦の同僚・矢崎修（柳沢慎吾）との秘密の関係…。「夫のため、子供のため」と尽くしてきた智子が何よりも大切にしてきた、家族との幸せな時間。それを失った時、やりきれない悲しみと苦しみから背徳の恋へと堕ちていく…。

　原作は、国友やすゆきの名作コミック「幸せの時間」（漫画アクション・双葉社／1997年～2001年に連載）。シリーズ累計400万部突破の人気作。本音むき出しでバラバラになる人間関係、そして残酷な真実と向き合う登場人物が共感を呼んだその理由は、ドラマに描かれる問題がどの家庭にも大なり小なりあること、そして、主人公・浅倉智子がどこにでもいる幸せな家族を求める普通の主婦だということ。この物語は、家族の『幸せの時間』を探す物語だ。

　今回、東海テレビ・フジテレビ系の昼ドラ初主演となる田中は「私自身が子供を授かり、家族を持ったこのタイミングでドラマ『幸せの時間』という作品に巡り合いました。家族がどういうもので、幸せとは何なのかを考えさせられるドラマであり、自分も浅倉智子役を通じて大切な何かを視聴者の方々に感じてもらえるように一生懸命演じていければと思います。皆さんもこのドラマから家族の幸せや絆を見つけてください」とメッセージを寄せた。改めて「家族」を見つめ直すドラマとなりそうだ。11月からの昼ドラにご期待いただきたい。

■昼ドラ『幸せの時間』
2012年11月5日スタート　毎週月曜～金曜　13:30～14:00（東海テレビ・フジテレビ系）