川上健一氏の人気小説を映画化した「渾身 KON-SHIN」の完成披露試写会が11月22日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、伊藤歩、青柳翔、メガホンをとる錦織良成監督らが舞台挨拶に立った。
・【フォトギャラリー】伊藤歩らが登場した舞台挨拶の模様
島根県の北方50キロに浮かぶ隠岐諸島を舞台に、古典大相撲を通じて島とともに生きる家族の姿を描く本作。伊藤は青柳演じる夫と慎ましく暮らす女性を演じ「初めてお会いした時、青柳さんは相撲をしていた。お尻を拝見して『あっ、こちらが青柳さん』と思った」と初対面を述懐。伊藤が相撲の廻し(まわし)を「ふんどし」とうっかり言い間違えると、青柳が「そこを間違えちゃうと、怒られますよ(笑)」と夫婦ならではの丁々発止を披露していた。
映画は20年に1度しか行われない遷宮奉祝記念の奉納相撲大会で、一生に一度しかチャンスが訪れない最高位・正三役大関に選ばれた英明(青柳)が、妻の多美子(伊藤)ら家族への思いを胸に土俵にあがる姿を描いた。劇団EXILEのメンバーである青柳にとって、映画出演は4作目となり「学べることがたくさんあった現場。伊藤さんともいろいろ相談させていただきながら、芝居に取り組むことができた。貴重な体験でした」と手応え十分。「思いやりやきずなという言葉だけでは言い表せない、皆さんの気持ちがこもった作品」とアピールした。
「白い船」「うん、何?」など、島根を舞台にした作品で知られる錦織監督は「準備に2年、撮影に2カ月。本気の映画を撮ろうと35ミリのカメラを3台持ち込んだ。スタッフ、キャストはもちろん、地域の皆様と一緒に作り上げたという自負があります」と感無量の面持ち。伊藤も「隠岐島の皆さんが一生懸命ご協力してくださったおかげで完成した」と感謝しきりだった。舞台挨拶には財前直見、宮崎美子、甲本雅裕、長谷川初範、中本賢、井上華月(子役)、粟野史浩、中村麻美、サポーターズソングを歌う塩ノ谷早耶香も登壇した。
「渾身 KON-SHIN」は2013年1月5日から島根・山陰地区で先行公開。12日から全国で公開される。
【作品情報】
・渾身 KON-SHIN
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・伊藤歩&青柳翔主演「渾身」モントリオール映画祭に出品
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島根県の北方50キロに浮かぶ隠岐諸島を舞台に、古典大相撲を通じて島とともに生きる家族の姿を描く本作。伊藤は青柳演じる夫と慎ましく暮らす女性を演じ「初めてお会いした時、青柳さんは相撲をしていた。お尻を拝見して『あっ、こちらが青柳さん』と思った」と初対面を述懐。伊藤が相撲の廻し(まわし)を「ふんどし」とうっかり言い間違えると、青柳が「そこを間違えちゃうと、怒られますよ(笑)」と夫婦ならではの丁々発止を披露していた。
映画は20年に1度しか行われない遷宮奉祝記念の奉納相撲大会で、一生に一度しかチャンスが訪れない最高位・正三役大関に選ばれた英明(青柳)が、妻の多美子(伊藤)ら家族への思いを胸に土俵にあがる姿を描いた。劇団EXILEのメンバーである青柳にとって、映画出演は4作目となり「学べることがたくさんあった現場。伊藤さんともいろいろ相談させていただきながら、芝居に取り組むことができた。貴重な体験でした」と手応え十分。「思いやりやきずなという言葉だけでは言い表せない、皆さんの気持ちがこもった作品」とアピールした。
「白い船」「うん、何?」など、島根を舞台にした作品で知られる錦織監督は「準備に2年、撮影に2カ月。本気の映画を撮ろうと35ミリのカメラを3台持ち込んだ。スタッフ、キャストはもちろん、地域の皆様と一緒に作り上げたという自負があります」と感無量の面持ち。伊藤も「隠岐島の皆さんが一生懸命ご協力してくださったおかげで完成した」と感謝しきりだった。舞台挨拶には財前直見、宮崎美子、甲本雅裕、長谷川初範、中本賢、井上華月(子役)、粟野史浩、中村麻美、サポーターズソングを歌う塩ノ谷早耶香も登壇した。
「渾身 KON-SHIN」は2013年1月5日から島根・山陰地区で先行公開。12日から全国で公開される。
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