満を持してAppleから発売された「iPad mini」ですが、Wi-Fiモデルの場合に困るのが、外出時にインターネットにつながらないこと。特に海外旅行や出張に持ち出す場合には、オフラインでしか使えないという状況も多いもの。そこで今回は、iPad miniをオフラインで使いこなすための方法をご紹介します。ちなみにこれらの方法はiPhoneや、iPod touchにも対応していて、超便利です！
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先日、満を持してAppleから発売されたiPad mini。
待ち望まれていたモデルということでハードルが上がっていたのか、発表直後はやれ価格が高いだのやれRetinaじゃないのとディスられていたわけですが、いざ発売されてみるとやっぱり気になって買ってしまった……という人も多いのではないでしょうか。
そもそもiPhoneユーザーであれば、多くのアプリを共通で使えることから、タブレットの選択肢はiPadとiPad miniの二択であり、そうなれば第四世代iPadよりも安価で外出時にも持ち出しやすいiPad miniはお手頃な買い物といえるかもしれません。
さて、そうやってせっかく買ったはいいのですが、Wi-Fiモデルの場合に困るのが、外出時にインターネットにつながらないこと。自前のWi-Fiルータを持ち歩いたり、公共の無線LANを拾ったり、iPhone5でしたらテザリングでつないだりと、方法はないわけではありませんが、どれも一長一短です。
特に海外旅行や出張に持ち出す場合には、オフラインでしか使えないという状況もあるでしょう。そこで今回は、iPad miniをオフラインで使いこなすための方法をご紹介していくことにします。
1.ウェブページの閲覧は「Offline Pages」で
Offline Pages - オフラインでウェブページを読む
Codium Labs LLC
価格： 450円
iPad miniを使って誰もが行う作業といえばウェブページの閲覧でしょう。しかし当然ですが、オフラインでウェブページを開くことはできません。そんなとき使えるアプリが、「Offline Pages」です。
このアプリは、ウェブページをオフラインでも閲覧できるようにまるまる保存してくれるという優れもの。アプリを起動したらまず保存したいページを開き、右上の保存アイコンをタップ。たったこれだけで今開いているページをアプリ内に保存することができます。
保存されたページは左上のアイコンをタップすると一覧で表示されます。オフライン環境になることがわかっている場合は、あらかじめウェブページをこのアプリで開き、すべて保存しておけばOK。
ウェブページ以外にもPDFやWord文書など、様々なファイルに対応しているのも嬉しいですね。
2.Dropboxから取り出したファイルの保存・閲覧はGood Readerで
GoodReader for iPad
Good.iWare Ltd.
価格： 450円
先ほど紹介したOffline Pagesも様々なファイルのビューワとして使えるのですが、基本的にはウェブページを保存するためのアプリです。たとえばDropboxに入れておいたファイルをiPad mini側で開きたいときなどは、Good Readerを使うといいでしょう。
使い方は、あらかじめDropboxにファイルを放り込み、それをiPad mini側で開いて、画面右上のアイコンをタップ。その中にGood Readerのアイコンがあるのでそれをタップ。これでGood Reader側でファイルを開くことができます。言うまでもありませんが、この作業自体はオンラインの環境でないとできませんので、オフライン環境に入る前に行っておきましょう。
3.Evernoteのオフラインノートを活用しましょう
Evernote
Evernote
価格： 0円
何でもクラウド上に保存できるオンラインメモの定番アプリ「Evernote」。基本的にはオンライン環境で真価を発揮するアプリですが、実はプレミアム会員限定で「オフラインノート」という機能があり、保存した内容をノートブック単位でデバイスにダウンロードすることができるのです。
たとえば「旅行」というノートブックを作り、ここに旅行関係の情報を入れておきます。それをあらかじめオフラインノートブックに設定してiPad miniにダウンロードしておけば、海外などオフライン環境でも問題なく閲覧できるというわけ。Evernoteユーザーであればぜひ使ってみてほしい便利な機能です。
4.「Byline」と「Pocket」を連携してオフラインで効率良く情報収集
Byline Free
Phantom Fish
価格： 0円
Pocket (Formerly Read It Later)
Idea Shower
価格： 0円
効率良く情報収集するためにブログやニュースなどをRSSリーダーに登録しているなら、ぜひ「Byline」と「Pocket」の連携機能を使ってみてください。
「Byline」はいわゆるRSSリーダーアプリで、iPad miniに対応しているものの中ではかなり完成度の高いアプリだと思います（無料版もあります）。このアプリ自体にもオフライン閲覧機能はあるのですが、ここではあえて「Pocket」との連携をオススメします。
「Pocket」はもともと「Read It Later」という名前のアプリで、ウェブページを保存し、後で読む機能を備えていました。Pocketになってからはインターフェースが変更になり、さらに使い勝手がパワーアップ。洗練されたデザインで非常に見やすくなっています。
使い方としては、まずオンライン環境でBylineにGoogleリーダーを読み込ませ、記事をチェック。タイトルをざっと見て、あとで読みたい記事を次々にPocketへと送っていきます。
ひと通りピックアップが終了したら、今度はPocketを起動しデータを同期。するとBylineから送られた記事の内容がPocket内に保存され、オフライン環境でも読めるようになるというわけです。
単にウェブページをオフラインで閲覧するだけなら前述のOffline Pagesを使う手もあるのですが、RSSリーダーで記事を読むならこの連携がオススメです。
5.オフラインで地図を見るなら「Map Fan」。海外では「OffMaps2」がオススメ
MapFan＋
INCREMENT P CORPORATION
価格： 0円
OffMaps 2
iosphere GmbH
価格： 85円
各社から様々な地図アプリがリリースされていますが、その多くはオンライン環境で使うもの。オフラインでは地図が呼び出せず、海外などでは特に苦労させられます。
しかし、iPadアプリにも数は少ないのですが、オフラインで使える地図アプリが存在します。
国内では「Map Fan」が鉄板でしょう。1.5GB以上という非常に重いアプリですが、日本全国の詳細な地図が全部つまっていることを思えばそれもいたしかたありません。完全にオフラインで使えるので、紙の地図代わりに重宝するでしょう。なお、このMap Fanは2013年5月末で販売を終了し、以降は「Map Fan+」の販売に切り替わります（現在は両方ダウンロードできる状態です）。
「Map Fan+」はアプリ自体は無料で軽量ですが、そのままだと地図はオンラインでしか使えません。オフライン地図は後から地域別に購入できるので、アプリをダウンロードしてから必要な地図だけを購入することで容量の節約にもつながるというわけです。
ちなみに11月26日までは各地の地図がすべて無料でゲットできるキャンペーンを実施しているようなので、この機に導入してみてはいかがでしょう。
国内ではMap Fanがあれば何とかなりますが、残念ながら海外には非対応。しかし、海外でこそオフライン地図が欲しいですよね。そこで使えるのが「OffMaps2」です。このアプリは「OpenStreetMap」というフリーの地図情報データ（地図版Wikipediaのようなもの）を使っており、そのため都市によって地図の完成度がまちまちという弱点があります。とはいえ、海外でも完全にオフラインで使えるため、Wi-Fiルータなどの通信手段を持っていない際には強い味方になることは間違いありません。
以上、iPad miniをオフラインで使いこなすためのTipsでした。お役に立てれば幸いです。
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・iPad mini、iPhone5やiPadと比べてどれだけミニサイズ? 使用感を最速レポート!
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・iPhone持ちビジネスマンなら絶対入れておきたい神アプリ10選！
［ http://ure.pia.co.jp/articles/-/9164 ］
・これで安心！ iPhone5でGoogleマップを使うための神技まとめ
［ http://ure.pia.co.jp/articles/-/9616 ］
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先日、満を持してAppleから発売されたiPad mini。
待ち望まれていたモデルということでハードルが上がっていたのか、発表直後はやれ価格が高いだのやれRetinaじゃないのとディスられていたわけですが、いざ発売されてみるとやっぱり気になって買ってしまった……という人も多いのではないでしょうか。
そもそもiPhoneユーザーであれば、多くのアプリを共通で使えることから、タブレットの選択肢はiPadとiPad miniの二択であり、そうなれば第四世代iPadよりも安価で外出時にも持ち出しやすいiPad miniはお手頃な買い物といえるかもしれません。
さて、そうやってせっかく買ったはいいのですが、Wi-Fiモデルの場合に困るのが、外出時にインターネットにつながらないこと。自前のWi-Fiルータを持ち歩いたり、公共の無線LANを拾ったり、iPhone5でしたらテザリングでつないだりと、方法はないわけではありませんが、どれも一長一短です。
特に海外旅行や出張に持ち出す場合には、オフラインでしか使えないという状況もあるでしょう。そこで今回は、iPad miniをオフラインで使いこなすための方法をご紹介していくことにします。
1.ウェブページの閲覧は「Offline Pages」で
Offline Pages - オフラインでウェブページを読む
Codium Labs LLC
価格： 450円
iPad miniを使って誰もが行う作業といえばウェブページの閲覧でしょう。しかし当然ですが、オフラインでウェブページを開くことはできません。そんなとき使えるアプリが、「Offline Pages」です。
このアプリは、ウェブページをオフラインでも閲覧できるようにまるまる保存してくれるという優れもの。アプリを起動したらまず保存したいページを開き、右上の保存アイコンをタップ。たったこれだけで今開いているページをアプリ内に保存することができます。
保存されたページは左上のアイコンをタップすると一覧で表示されます。オフライン環境になることがわかっている場合は、あらかじめウェブページをこのアプリで開き、すべて保存しておけばOK。
ウェブページ以外にもPDFやWord文書など、様々なファイルに対応しているのも嬉しいですね。
2.Dropboxから取り出したファイルの保存・閲覧はGood Readerで
GoodReader for iPad
Good.iWare Ltd.
価格： 450円
先ほど紹介したOffline Pagesも様々なファイルのビューワとして使えるのですが、基本的にはウェブページを保存するためのアプリです。たとえばDropboxに入れておいたファイルをiPad mini側で開きたいときなどは、Good Readerを使うといいでしょう。
使い方は、あらかじめDropboxにファイルを放り込み、それをiPad mini側で開いて、画面右上のアイコンをタップ。その中にGood Readerのアイコンがあるのでそれをタップ。これでGood Reader側でファイルを開くことができます。言うまでもありませんが、この作業自体はオンラインの環境でないとできませんので、オフライン環境に入る前に行っておきましょう。
3.Evernoteのオフラインノートを活用しましょう
Evernote
Evernote
価格： 0円
何でもクラウド上に保存できるオンラインメモの定番アプリ「Evernote」。基本的にはオンライン環境で真価を発揮するアプリですが、実はプレミアム会員限定で「オフラインノート」という機能があり、保存した内容をノートブック単位でデバイスにダウンロードすることができるのです。
たとえば「旅行」というノートブックを作り、ここに旅行関係の情報を入れておきます。それをあらかじめオフラインノートブックに設定してiPad miniにダウンロードしておけば、海外などオフライン環境でも問題なく閲覧できるというわけ。Evernoteユーザーであればぜひ使ってみてほしい便利な機能です。
4.「Byline」と「Pocket」を連携してオフラインで効率良く情報収集
Byline Free
Phantom Fish
価格： 0円
Pocket (Formerly Read It Later)
Idea Shower
価格： 0円
効率良く情報収集するためにブログやニュースなどをRSSリーダーに登録しているなら、ぜひ「Byline」と「Pocket」の連携機能を使ってみてください。
「Byline」はいわゆるRSSリーダーアプリで、iPad miniに対応しているものの中ではかなり完成度の高いアプリだと思います（無料版もあります）。このアプリ自体にもオフライン閲覧機能はあるのですが、ここではあえて「Pocket」との連携をオススメします。
「Pocket」はもともと「Read It Later」という名前のアプリで、ウェブページを保存し、後で読む機能を備えていました。Pocketになってからはインターフェースが変更になり、さらに使い勝手がパワーアップ。洗練されたデザインで非常に見やすくなっています。
使い方としては、まずオンライン環境でBylineにGoogleリーダーを読み込ませ、記事をチェック。タイトルをざっと見て、あとで読みたい記事を次々にPocketへと送っていきます。
ひと通りピックアップが終了したら、今度はPocketを起動しデータを同期。するとBylineから送られた記事の内容がPocket内に保存され、オフライン環境でも読めるようになるというわけです。
単にウェブページをオフラインで閲覧するだけなら前述のOffline Pagesを使う手もあるのですが、RSSリーダーで記事を読むならこの連携がオススメです。
5.オフラインで地図を見るなら「Map Fan」。海外では「OffMaps2」がオススメ
MapFan＋
INCREMENT P CORPORATION
価格： 0円
OffMaps 2
iosphere GmbH
価格： 85円
各社から様々な地図アプリがリリースされていますが、その多くはオンライン環境で使うもの。オフラインでは地図が呼び出せず、海外などでは特に苦労させられます。
しかし、iPadアプリにも数は少ないのですが、オフラインで使える地図アプリが存在します。
国内では「Map Fan」が鉄板でしょう。1.5GB以上という非常に重いアプリですが、日本全国の詳細な地図が全部つまっていることを思えばそれもいたしかたありません。完全にオフラインで使えるので、紙の地図代わりに重宝するでしょう。なお、このMap Fanは2013年5月末で販売を終了し、以降は「Map Fan+」の販売に切り替わります（現在は両方ダウンロードできる状態です）。
「Map Fan+」はアプリ自体は無料で軽量ですが、そのままだと地図はオンラインでしか使えません。オフライン地図は後から地域別に購入できるので、アプリをダウンロードしてから必要な地図だけを購入することで容量の節約にもつながるというわけです。
ちなみに11月26日までは各地の地図がすべて無料でゲットできるキャンペーンを実施しているようなので、この機に導入してみてはいかがでしょう。
国内ではMap Fanがあれば何とかなりますが、残念ながら海外には非対応。しかし、海外でこそオフライン地図が欲しいですよね。そこで使えるのが「OffMaps2」です。このアプリは「OpenStreetMap」というフリーの地図情報データ（地図版Wikipediaのようなもの）を使っており、そのため都市によって地図の完成度がまちまちという弱点があります。とはいえ、海外でも完全にオフラインで使えるため、Wi-Fiルータなどの通信手段を持っていない際には強い味方になることは間違いありません。
以上、iPad miniをオフラインで使いこなすためのTipsでした。お役に立てれば幸いです。
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