女優の尾野真千子が、大泉洋と松田龍平の共演作「探偵はBARにいる2」に、ヒロイン・弓子役で出演していることがわかった。世間では美人バイオリニストとして評判を呼んでいるが、素顔はざっくばらんな“THE関西人”という役どころ。常識外れの言動で探偵(大泉)と高田(松田)を振り回すパンチの効いたヒロインで、奈良出身の尾野にとってネイティブといえる関西弁を駆使しており、ぴったりのハマリ役で躍動する。
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NHK連続テレビ小説「カーネーション」の主人公・小原糸子役で、国民的人気女優の仲間入りを果たした尾野が、規格外のヒロインを演じる。今作は、東直己氏のススキノ探偵シリーズ第5作「探偵はひとりぼっち」が原作。探偵と高田の“迷”コンビは、友人でもあったオカマのマサコちゃんが殺害されたことで、その死の真相を自分たちのルールで探る。いつもは協力的なススキノの仲間たちだが、今回に限りなぜか口が重い。警察の捜査も遅々として進展しないなか、マサコちゃんが熱狂的にファンだったという美人バイオリニストの弓子が現れ、探偵に事件の真相を暴くよう依頼する。
尾野は、前作「探偵はBARにいる」のファンだったといい「(大泉と松田の)おふたりと共演させてもらうことは本当にうれしくて。大泉さんも久しぶりの共演ですし、成長した私を見てくれているようで、お兄さん的な存在ですかね」と出演を喜んでいる。松田についても、「お芝居を見ていて素敵な人だとは分かっていたので、『ふだんこの人、どんな感じなんだろうな?』と思っていたら、すごく楽しくて! お会いできたことがうれしかった」と語っている。
今作では大泉、松田、尾野の3人がススキノから飛び出し室蘭までのスリリングな珍道中を展開する。アクションもパワーアップしており、尾野は「カーチェイス、楽しかったですね。初めての経験だったので。まさか車が1回転するとは思いませんでしたけれど。見てくださる方がどう感じるかは分かりませんが、ほとんどナマの感覚が出ていますね」と述懐。さらに、今作に対し「そりゃー、もう……。じんとくる楽しい、『探偵はBARにいる』ならではの作品になっていたら。初めて使う言葉ですね。感無量です。好きな作品に出られて、この物語独特の感じになっていて、そこに私がスッポリ入っていけていたらうれしいなあと思いますね」とコメントを寄せた。
前作は、昨年9月10日に全国251スクリーンで公開され、第24回日刊スポーツ映画大賞で石原裕次郎賞を受賞、第35回日本アカデミー賞で作品賞を含む7部門に名を連ねるなど、多くの映画賞を席巻。公開から1週間で続編製作が発表されるなど、根強いファンを多く抱えているだけに、作品の出来栄えに大きな期待が寄せられている。
「探偵はBARにいる2」は、2013年5月11日から全国で公開。
【作品情報】
・探偵はBARにいる2
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尾野は、前作「探偵はBARにいる」のファンだったといい「(大泉と松田の)おふたりと共演させてもらうことは本当にうれしくて。大泉さんも久しぶりの共演ですし、成長した私を見てくれているようで、お兄さん的な存在ですかね」と出演を喜んでいる。松田についても、「お芝居を見ていて素敵な人だとは分かっていたので、『ふだんこの人、どんな感じなんだろうな?』と思っていたら、すごく楽しくて! お会いできたことがうれしかった」と語っている。
今作では大泉、松田、尾野の3人がススキノから飛び出し室蘭までのスリリングな珍道中を展開する。アクションもパワーアップしており、尾野は「カーチェイス、楽しかったですね。初めての経験だったので。まさか車が1回転するとは思いませんでしたけれど。見てくださる方がどう感じるかは分かりませんが、ほとんどナマの感覚が出ていますね」と述懐。さらに、今作に対し「そりゃー、もう……。じんとくる楽しい、『探偵はBARにいる』ならではの作品になっていたら。初めて使う言葉ですね。感無量です。好きな作品に出られて、この物語独特の感じになっていて、そこに私がスッポリ入っていけていたらうれしいなあと思いますね」とコメントを寄せた。
前作は、昨年9月10日に全国251スクリーンで公開され、第24回日刊スポーツ映画大賞で石原裕次郎賞を受賞、第35回日本アカデミー賞で作品賞を含む7部門に名を連ねるなど、多くの映画賞を席巻。公開から1週間で続編製作が発表されるなど、根強いファンを多く抱えているだけに、作品の出来栄えに大きな期待が寄せられている。
「探偵はBARにいる2」は、2013年5月11日から全国で公開。
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