80年代の人気ドラマ『冒険野郎マクガイバー』の映画化に向けて、ホラー映画『ソウ』シリーズの生みの親であるジェームズ・ワンが、監督をすべく交渉を進めていると米メディアが伝えている。
『冒険野郎マクガイバー』(リチャード・ディーン・アンダーソン主演)は、1985年から92年にかけて米ABCで放送された人気ドラマ。主人公マクガイバーは、銃を用いず、ペーパークリップやキャンディバーなど身の回りの品物を利用して、豊かな科学知識と機転によりピンチを切り抜ける。ユニークなヒーロー像が支持され、7シーズンにわたって人気を集めた。
その映画化の話はかねてよりささやかれていたものだが、米ニューラインシネマは、ワン監督に白羽の矢を立てたことにより、実現に向けて大きなステップを踏み出すことになるかもしれない。
『ソウ』シリーズで成功を築いたワンは、2010年に『インシディアス』をヒットにつなげ、最近では新作『The Conjuring』を完成させたばかり。その新作のテスト試写の結果がよかったことから、ニューラインシネマは当初1月の公開予定をサマーシーズンに繰り下げ、さらに『マクガイバー』の監督候補に選んだようだ。
映画版の製作者にはオリジナル版のクリエイターであるリー・デヴィッド・ズロトフも名を連ねている。なお、オリジナル版マクガイバーを演じたリチャードが参加するかどうかは不明だ。
それにしても、まさか『ソウ』の監督が――と、今回の人選にびっくりした人もいるかもしれない。だが、同シリーズの特徴でもあったパズルチックな要素は、『マクガイバー』にもしっくりくる可能性はある。米The Hollywood Reporterはこの人選から、いわゆる膨大な予算をかけたアクション物ではなく、また、コメディにもならないだろうと推測している。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジェームズ・ワン
(c)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net
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『冒険野郎マクガイバー』(リチャード・ディーン・アンダーソン主演)は、1985年から92年にかけて米ABCで放送された人気ドラマ。主人公マクガイバーは、銃を用いず、ペーパークリップやキャンディバーなど身の回りの品物を利用して、豊かな科学知識と機転によりピンチを切り抜ける。ユニークなヒーロー像が支持され、7シーズンにわたって人気を集めた。
その映画化の話はかねてよりささやかれていたものだが、米ニューラインシネマは、ワン監督に白羽の矢を立てたことにより、実現に向けて大きなステップを踏み出すことになるかもしれない。
『ソウ』シリーズで成功を築いたワンは、2010年に『インシディアス』をヒットにつなげ、最近では新作『The Conjuring』を完成させたばかり。その新作のテスト試写の結果がよかったことから、ニューラインシネマは当初1月の公開予定をサマーシーズンに繰り下げ、さらに『マクガイバー』の監督候補に選んだようだ。
映画版の製作者にはオリジナル版のクリエイターであるリー・デヴィッド・ズロトフも名を連ねている。なお、オリジナル版マクガイバーを演じたリチャードが参加するかどうかは不明だ。
それにしても、まさか『ソウ』の監督が――と、今回の人選にびっくりした人もいるかもしれない。だが、同シリーズの特徴でもあったパズルチックな要素は、『マクガイバー』にもしっくりくる可能性はある。米The Hollywood Reporterはこの人選から、いわゆる膨大な予算をかけたアクション物ではなく、また、コメディにもならないだろうと推測している。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジェームズ・ワン
(c)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net
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