20世紀フォックスの親会社ニューズ・コーポレーションが、ドリームワークス・アニメーションの買収を検討していたことが明らかになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
20世紀フォックスは8月、ドリームワークス・アニメーション作品の配給契約を結んだばかりだが、それ以前に親会社のニューズ・コーポレーションが、ドリームワークス・アニメーションの買収を検討。最高経営責任者で主導的な役割を果たしているジェフリー・カッツェンバーグが残ることを条件に、市場価値の15億ドルに特別料金を上乗せした買収金額の提示を考慮していたという。
しかし、同社作品は、ニューズ・コーポレーションが所有するブルー・スカイ・スタジオ(「アイス・エイジ」シリーズ)作品よりもずっとコストが高いため利益率が少ない。さらに同社は、大物重役をたくさん抱えているためカッツェンバーグに重要な役職を提供するのが難しいことから断念し、配給契約に切り替えたのだという。
なお、フォックス配給のドリームワークス・アニメーション作品第1弾は、来年3月22日公開の原始人コメディ「The Croods」となる。
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20世紀フォックスは8月、ドリームワークス・アニメーション作品の配給契約を結んだばかりだが、それ以前に親会社のニューズ・コーポレーションが、ドリームワークス・アニメーションの買収を検討。最高経営責任者で主導的な役割を果たしているジェフリー・カッツェンバーグが残ることを条件に、市場価値の15億ドルに特別料金を上乗せした買収金額の提示を考慮していたという。
しかし、同社作品は、ニューズ・コーポレーションが所有するブルー・スカイ・スタジオ(「アイス・エイジ」シリーズ)作品よりもずっとコストが高いため利益率が少ない。さらに同社は、大物重役をたくさん抱えているためカッツェンバーグに重要な役職を提供するのが難しいことから断念し、配給契約に切り替えたのだという。
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