人気声優・花澤香菜が「小野大輔さん、カッコいい」と絶賛！AKB48・渡辺麻友主演アニメ映画『ねらわれた学園』初日舞台挨拶

　11月10日（土）にアニメーション映画『ねらわれた学園』が公開初日を迎え、出演声優の本城雄太郎、小野大輔、花澤香菜と、中村亮介監督が舞台挨拶を行った。本作は、80年代に薬師丸ひろ子主演で映画化、翌年には原田知世主演でドラマ化された眉村卓原作の同名小説初のアニメ映画化作品。AKB48・渡辺麻友が主演を務めたことでも大きな話題を呼んでいる。

　渡辺演じる主人公・涼浦ナツキの幼なじみ・関ケンジを演じた本城は「すばらしい映画なので、何度でも観に来て欲しいです。エンドロールの後にも見どころがあるので、最後まで観て下さい」とアピール。また、それまでの世界を一変させることになる謎の転校生・京極リョウイチを演じた小野は「男女、年齢、職業は関係なくどんな人にも共通する、初恋の素敵な思い出を思い起こしてくれたら」と語った。花澤は「完成した作品を観たら、とにかく京極くんがストレートにカッコいいので、そこを観てほしいです。“あ、小野さん本当にかっこいい！”と思いました！」と絶賛すると、小野は「ありがとうございます。でも、香菜ちゃんとは今までも結構共演多いと思うんですけど…」と照れながら応えていた。

　また、個別に収録されたというアフレコについて、花澤が「私は、本城くんと小野さんの声が入った状態で収録したので、入りやすかったです」と語ると、小野は「実はその後、（花澤が声をいれたシーンを）聞いたら、僕のところが気になってしまい、監督にお願いして僕の部分を録音し直してもらいました」と明かした。花澤も「（監督が）ディレクションにこだわってくださって嬉しかったです。期待に応えたいという気持ちでアフレコできました」と話し、中村監督も「画がない状態で声だけを聞いていても、感動しました。声優さんたちの演技がすばらしく、僕の想像を超えてきた」と声優陣を絶賛。そして「今自分にできる最高の作品ができた。劇中で描かれている登場人物たちの出会いのように、この映画と観客の皆さんが良い出会いになってくれたら嬉しいです」と作品の出来に自信をのぞかせた。

　『ねらわれた学園』の舞台は古都・鎌倉の中学校。2年に進級したケンジと、幼なじみでケンカ友達のナツキ、そして密かに気になる存在のカホリ。どこにでもあるありふれた日常の中、ナツキやケンジたちの前に現れた、京極という少年。謎めいた転校生・京極の存在が14歳の少年少女たちの心と身体、学園の空気を危うげに揺り動かしていく……。

■『ねらわれた学園』
2012年11月10日（土）全国ロードショー


関連リンク
【PC用】『ねらわれた学園』予告編を見る＞

渡辺麻友が『ねらわれた学園』主題歌初披露！＞

『ねらわれた学園』公式サイト＞