国内外の古典美術から現代アートまで、美しい映像と一流の専門家の解説で美の秘密に迫る番組『日曜美術館』。11月11日(日)の放送は「エル・グレコ 神秘か理性か 天才画家の見たものは」をお送り!
ベラスケス、ゴヤとともに「スペイン三大画家」の一人に数えられるエル・グレコ(1541~1614)。ギリシャのクレタ島に生まれ、イタリアで絵画の技法を習得。30代半ばでスペイン・トレドに移り住み画家として大成した。そのグレコが最も才能を発揮したのが宗教画。深い精神性をたたえた作品は宗教画に革命を起こし、没後もピカソをはじめとする巨匠たちに多大な影響を与えた。しかし、グレコの実像は多くが謎に包まれていた。人物を不自然なほど縦長にデフォルメしたのはなぜか、教会の反発を買ってまで自らの表現を貫き通したのはなぜか。それらは、神秘主義的な思想によるものと考えられてきたが、近年の調査から、ベールに包まれた画家の姿が浮かびあがってきた。西洋美術史上最も偉大な画家の一人、エル・グレコの創作の源を探る。どうぞお楽しみに!!
■『日曜美術館』エル・グレコ 神秘か理性か 天才画家の見たものは
2012年11月11日(日)9:00~9:45(NHK Eテレビ)
ベラスケス、ゴヤとともに「スペイン三大画家」の一人に数えられるエル・グレコ(1541~1614)。ギリシャのクレタ島に生まれ、イタリアで絵画の技法を習得。30代半ばでスペイン・トレドに移り住み画家として大成した。そのグレコが最も才能を発揮したのが宗教画。深い精神性をたたえた作品は宗教画に革命を起こし、没後もピカソをはじめとする巨匠たちに多大な影響を与えた。しかし、グレコの実像は多くが謎に包まれていた。人物を不自然なほど縦長にデフォルメしたのはなぜか、教会の反発を買ってまで自らの表現を貫き通したのはなぜか。それらは、神秘主義的な思想によるものと考えられてきたが、近年の調査から、ベールに包まれた画家の姿が浮かびあがってきた。西洋美術史上最も偉大な画家の一人、エル・グレコの創作の源を探る。どうぞお楽しみに!!
■『日曜美術館』エル・グレコ 神秘か理性か 天才画家の見たものは
2012年11月11日(日)9:00~9:45(NHK Eテレビ)