ハリケーン襲来の米東海岸、ネットフリックスの視聴が1.5倍に

　大型ハリケーンの「サンディ」が上陸した米東海岸で、動画ストリーミングサービスの最大手ネットフリックスの利用が、通常の1.5倍に跳ね上がったとHuffington Postが報じた。

　カナダのネットワーク機器メーカー、サンドバイン社の調査によれば、ハリケーンが到達する直前にあたる10月29日午前9時～午後5時、東海岸ではインターネット利用が通常の1.14倍アップ。特に、ネットフリックスを利用した人は通常の1.5倍になったという。ハリケーンの到来に備え、太平洋沿岸の各州は非常事態宣言を出したため、自宅待機の人たちが映画やテレビを見て過ごすことになったためだろう。

　また、スカイプの利用者も通常の1.22倍になった。これは、ハリケーンの影響で地上電話や携帯電話が使えなくなった人たちが、インターネット電話を利用したためだとみられている。

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