「ブラック・スワン」のスタジオ＆新星エリザベス・オルセン、衝撃サスペンス「マーサ、あるいはマーシー・メイ」公開決定

　サンダンス映画祭、カンヌ国際映画祭を皮切りに世界の映画賞35部門を席巻した衝撃のサスペンス映画「マーサ、あるいはマーシー・メイ」の日本での公開が、2013年2月に決定した。

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　1994年の設立以来、良質な映画を提供し続け映画ファンの絶大な支持を獲得してきたフォックス・サーチライト。近年は「ブラック・スワン」「ファミリー・ツリー」なども手掛けてきた。日本公開が決定した映画「マーサ、あるいはマーシー・メイ」もフォックス・サーチライト作品。

　本作は、カルト集団から脱走したマーサという若い女性が、マインド・コントロールから逃れようともがく2週間を描いた緊張感あふれるサスペンス。監督は29歳の新人ショーン・ダーキン。彼の研ぎ澄まされた映像と緻密な構成に、22歳の若き新星エリザベス・オルセンが挑む。

　オルセンは、長寿ドラマ「フルハウス」のミシェル役で人気子役の仲間入りを果たしたアシュレイ＆メアリー＝ケイト・オルセン姉妹の妹。本作で全米各地の映画批評家協会賞を席巻しアカデミー賞最有力と話題になり、その存在を初めて知ったマスコミの寵児となった。ロバート・デ・ニーロやシガニー・ウィーバーとの共演作など待機作も目白押し、今や実力派人気若手女優のひとりである。

　あるカルト集団から逃げ出してきたマーサ。なんとか社会に復帰したマーサだったが、“マーシー・メイ”という別の名前で過ごしたカルト集団での記憶が頭から離れず、やがて現在と過去、現実と幻想の区別がつかなくなっていく……。

　ダーキン監督が友人の体験談をもとに書き上げたという本作では、ごく普通の人間が陥る心の闇がさらにリアルに迫る。現代社会で自分を見失い、居場所と役割を求めてさまよう若者の真実に迫る衝撃作が誕生した。

　「マーサ、あるいはマーシー・メイ」は2013年2月、シネマート新宿・心斎橋ほか全国順次公開

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