ソニー・ピクチャーズが製作本数を削減していると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
ソニーは、これまでワーナー・ブラザースに次いで、ハリウッドのメジャースタジオとしては2番目に多くの作品を生産する映画会社として知られていた。しかし、親会社のソニーが巨額赤字に苦しむなか、ソニー・ピクチャーズも利益率をアップさせる必要が出てきたという。
具体的には、2014年からはこれまで年間20~22本製作していた本数を、18~20本に削減。「アメイジング・スパイダーマン」のような世界的なヒットが望める映画を重視する一方で、大人向けのターゲットが狭い作品はカットする。
また企画開発費を1割削減し、完成脚本の購入を優先するようにするという。パラマウント・ピクチャーズやウォルト・ディズニーでも同様の措置が取られており、ますます若者向けの娯楽大作が増えることになりそうだ。
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