カリフォルニアを舞台に、悪名高きバイカー集団「SAMCRO」メンバー達の抗争や犯罪、人間模様を描く俳優チャーリー・ハナム主演の人気海外ドラマ『サン・オブ・アナーキー』シリーズ。同ドラマに登場したヒスパニック系ギャング「Mayans(マヤンズ)」にスポットライトをあてたスピンオフ・ドラマのパイロット版が制作されたにもかかわらず、キャストを入れ替えて始めから撮り直すことになったという。TV LineやVarietyなどが伝えた。
【関連】『サン・オブ・アナーキー』フォトギャラリー
『Mayans MC(原題)』のタイトルで制作されるスピンオフ・ドラマのパイロット版は当初、オリジナルシリーズでも企画・製作総指揮を務めたカート・サッターがメガホンだったが、新パイロット版は海外ドラマ『GRIMM/グリム』シリーズのノルベルト・バーバにバトンタッチしたという。バーバは製作総指揮も務める予定。サッターは脚本の執筆に専念するとのことだ。
キャストについては現在、誰が入れ替わるのか不明だという。これまでの発表では、海外ドラマ『レボリューション』の俳優J・D・パルドが主演を務め、海外ドラマ『バトルスター・ギャラクティカ』の俳優エドワード・ジェームズ・オルモスや海外ドラマ『アメリカン・クライム』のリチャード・カブラルなどが脇を固めると伝えられていた。
パイロット版の撮り直しやキャストの変更は珍しいことではないという。『サン・オブ・アナーキー』でも当初、クラレンス・“クレイ”・モロー役は映画『ボーン・レガシー』の俳優スコット・グレンが演じたが、ロン・パールマンが務めることになり、出演場面が全て撮り直しになった。
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