人気脚本家の岡田麿里が初監督を務めるアニメーション映画「さよならの朝に約束の花をかざろう」が、2018年2月24日に公開されることがわかった。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」をはじめ、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」「花咲くいろは」「黒執事」など数多の人気アニメの脚本を手がけ、近年は「暗黒女子」「先生!」など実写映画へも活躍の場を広げている岡田が、アニメーション映画で監督デビューを果たす。
自ら脚本も手がけた「さよならの朝に約束の花をかざろう」は、「花咲くいろは」でも岡田と組んだP.A.WORKSがアニメーション制作を担当。きっかけは、同社の代表取締役を務めるプロデューサーの堀川憲司氏が言った「岡田さんの100%をさらけだした作品を、いつか見てみたい」という一言だったという。
その言葉を真に受けた岡田は、「作品で自分をさらけだすって、どういうことだろう?」と熟考した末、「アニメーション制作という多くの人がかかわる共同作業の世界で、堀川社長の言葉を実現しようとするなら、すべてのセクションに最初から最後まで関わるしかない」という結論に達し、「堀川社長に、監督をやらせてほしいとお願いしました」と、自ら監督することを申し出た。
そうして初監督に挑むことになった岡田は、「この『さよならの朝に約束の花をかざろう』は、脚本家の視点としてずっと書いてみたかった物語です。監督として、その先にある映像や音などにも触れさせてもらえることになり、大きな喜びと同時にプレッシャーもあります。それらを乗り越えられるのは、作品に参加してくれるスタッフのおかげです」と重圧を感じながらも製作に励み、「まだ制作過程ではありますが、素晴らしいスタッフの力で、ちっぽけな私の100%などゆうに飛び越えた作品になると確信しています」と、出来栄えにも自信をのぞかせている。
一方、堀川氏も「監督という提案には驚きましたが、言葉を絞り出す岡田さんからは覚悟が伺えました。劇場作品であることを条件にOKしました」と述懐。「キャストが決まった頃、脚本の読み合わせをしました。大きな手応えを感じるものでした。その日の僕の備忘録には、『この作品を与えてくれてありがとう。監督に感謝の気持ちが湧いてきた』と書かれています」と手ごたえを感じている様子で、「ストーリーの底に流れる、岡田監督自身も意識していないであろう“らしさ”を、何度も見て感じたいと思います」と話している。
あわせてティザービジュアルと特報映像(https://youtu.be/6DA6_VYfOyw)も公開。ビジュアルは、草原を走る2人の人物の向こうに大きな空が広がる、壮大な世界を感じさせるもので、特報は、愁いを帯びた瞳で何かを見つめている少女に続いて、旗を織る手や石畳の街並み、大きな手が小さな手を取り合うシーンなど、約30秒間の映像の中に数々のイメージがテンポよくつなげられている。
【作品情報】
・劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
【関連記事】
・広瀬すず、凛々しい弓道着姿を披露 「先生!」劇中カット公開
・中島健人主演!人気アニメ「心が叫びたがってるんだ。」実写映画化
・美女5人によるドロドロミステリー 清水富美加&飯豊まりえ主演「暗黒女子」特報披露
(C)PROJECT MAQUIA
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」をはじめ、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」「花咲くいろは」「黒執事」など数多の人気アニメの脚本を手がけ、近年は「暗黒女子」「先生!」など実写映画へも活躍の場を広げている岡田が、アニメーション映画で監督デビューを果たす。
自ら脚本も手がけた「さよならの朝に約束の花をかざろう」は、「花咲くいろは」でも岡田と組んだP.A.WORKSがアニメーション制作を担当。きっかけは、同社の代表取締役を務めるプロデューサーの堀川憲司氏が言った「岡田さんの100%をさらけだした作品を、いつか見てみたい」という一言だったという。
その言葉を真に受けた岡田は、「作品で自分をさらけだすって、どういうことだろう?」と熟考した末、「アニメーション制作という多くの人がかかわる共同作業の世界で、堀川社長の言葉を実現しようとするなら、すべてのセクションに最初から最後まで関わるしかない」という結論に達し、「堀川社長に、監督をやらせてほしいとお願いしました」と、自ら監督することを申し出た。
そうして初監督に挑むことになった岡田は、「この『さよならの朝に約束の花をかざろう』は、脚本家の視点としてずっと書いてみたかった物語です。監督として、その先にある映像や音などにも触れさせてもらえることになり、大きな喜びと同時にプレッシャーもあります。それらを乗り越えられるのは、作品に参加してくれるスタッフのおかげです」と重圧を感じながらも製作に励み、「まだ制作過程ではありますが、素晴らしいスタッフの力で、ちっぽけな私の100%などゆうに飛び越えた作品になると確信しています」と、出来栄えにも自信をのぞかせている。
一方、堀川氏も「監督という提案には驚きましたが、言葉を絞り出す岡田さんからは覚悟が伺えました。劇場作品であることを条件にOKしました」と述懐。「キャストが決まった頃、脚本の読み合わせをしました。大きな手応えを感じるものでした。その日の僕の備忘録には、『この作品を与えてくれてありがとう。監督に感謝の気持ちが湧いてきた』と書かれています」と手ごたえを感じている様子で、「ストーリーの底に流れる、岡田監督自身も意識していないであろう“らしさ”を、何度も見て感じたいと思います」と話している。
あわせてティザービジュアルと特報映像(https://youtu.be/6DA6_VYfOyw)も公開。ビジュアルは、草原を走る2人の人物の向こうに大きな空が広がる、壮大な世界を感じさせるもので、特報は、愁いを帯びた瞳で何かを見つめている少女に続いて、旗を織る手や石畳の街並み、大きな手が小さな手を取り合うシーンなど、約30秒間の映像の中に数々のイメージがテンポよくつなげられている。
【作品情報】
・劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
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