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がん闘病の竹原慎二、余命1年宣告から順調に回復「お酒の量も増えた」

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 ボクシングの元WBA世界ミドル級チャンピオンで、タレントの竹原慎二(45)が5日、都内で自著『見落とされた癌』(双葉社)の出版記念会見を行った。2014年11月に「膀胱がんのステージ4」を患ったと告白し、闘病生活も3年が経過し「経過観察中ですけど、今のところは問題なく順調です」と明かした。

【全身ショット】スーツで元気な姿をみせた竹原慎二

 2013年頃に血尿など体に異変を感じていたという竹原は、年末から痛みが増し、翌14年初めに精密検査を受け、膀胱がんと診断。リンパ節への転移がみつかるほど病状は悪化していたが、手術を受けて入院。現在は、通院による抗がん剤治療も終え、再起を目指している。

 竹原は初期症状を訴えた医師からはがん宣告を受けず、セカンドオピニオン、サードオピニオンを重ねて発覚。瞳を潤ませながら「医師から『最悪(余命)1年です』と言われたときが一番キツかったです」と当時を回顧した。

 それでも周囲のサポートで心が折れることなく闘病に励んだ。「女房には本当に頭が上がらない」と感謝を口にし、回復ぶりを語るなかで「お酒の量が少し増えてきた。いいことだと勝手に解釈しています」と笑みをこぼしていた。

 結果的にがん症状を見落とす形となった医師に対しては「もう付き合いがなくなったけど、これを教訓に人のためにちゃんとした医療をやってもらいたい」と切に呼びかける一幕も。乳がんのため死去した小林麻央さん(享年34)が話題にあがると「非常に残念です。(ブログを見て)勇気をもらっていた」と唇を噛んだ。


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